オレのフィリップスくん その2

僕が子供のとき、瓶入りのコーヒー牛乳を飲むごとに、紙製の瓶の蓋を台紙に貼っていき、規定の枚数を貼りおえた台紙を店に持っていけば、それと交換にフィリップスくんのキャラクターが描かれたコップをひとつ貰えるもいうイベントがありました。

隣のお菓子屋の常連だったぼくはせっせとコーヒー牛乳を飲んで、飲んでやっとこさ規定枚数の蓋を台紙に貼り終えて、それをお隣のお菓子屋に持っていきましたよ。

僕が喜び勇んで転がるようにその台紙を持って行くと、そこのオバハン(今だにムカつく)は「あ〜堪忍なぁ〜、最後の一個やったから向かいのマキちゃんにあげてしもたわー」と、アッサリと言い放つではないですかっ!その、向かいのマキちゃんというのも、また今度詳しく書きますが決して友好関係が結ばれてるとは言い難い存在の女子です。

しかし、まだそのイベント期間にもかかわらず、まして牛乳をのんで蓋を集めた訳でもないマキにそのコップをあげてしまうなんて、あまりにええ加減というか無神経と言うか、あーっ今だにハラの虫が治りませんっ!

この件にはさすがにオカンも「ヒドイなぁ」と言ってたのを覚えてます。まだ、幼稚園にも通ってなかったと思うので、おそらく4歳くらいの出来事だったでしょうか。

フィリップスくんのコップ、ヤフオクでても探してみようかな。